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夢の話。 将来どうなりたいという話ではなく寝ている時に見ている夢。 私の意識がない間にもう一人の自分が作った作り話。
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いとこが結婚する。
これは現実の話。
この事実がどこか頭の隅にあったのだろうか?

・・・
結婚式当日らしい。
結婚式場に車で向かう。
景色はグレー。
霧がかかっている。

運転しているのは私のようだ。
どうやら山越えをしているらしい。
路面の灰色と左右の崖の灰色が目に映る。
乗っている車は軽自動車。
私の前には母がバスを運転して先導している。

休憩するために道路わきにあるコンビニに入った。
用事を済ませ車に乗り込む。
コンビニの駐車場から出ようと思ったが反対車線だったので思うように出られない。
もたもたしていたら先導役の母のバスの姿がない。
あわてて追いかけると、追いついたのかよく分からないうちに結婚式場に到着する。

式場は山の頂上にあったようだ。
でも何かおかしい。
よく見ると結婚式場の華やかな雰囲気は全く漂っておらず、
逆に火葬場のような陰気な雰囲気だ。

車は次々に到着し道路の真ん中に停車している。
ここには駐車場がないのだろうか?

車から次々と人が降りてくる。
皆、黒い服を着ている。

結婚式場と言われる建物の横に、小さな売店が立っている。
全く活気が感じられない。
人の気配もない。

母が売店から何かを購入してきた。
手にはしめ縄のような細長いものを握りしめている。

「結婚式には車のナンバープレートのところにこれをつけなきゃダメなのよ!早くつけなさい!」
とせかすように言い手渡される。
よく見るとしめ縄の間に紅白のこよりが絡まっている。
これをナンバープレートにつけるのか。
初耳だ。

どうやってつけようと考えあぐねていると、記憶がどんどん遠のいていく・・
立ちくらみなのだろうか?
やがて眼の前は真っ暗になった。





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