夢の話。
将来どうなりたいという話ではなく寝ている時に見ている夢。
私の意識がない間にもう一人の自分が作った作り話。
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主人から電話があった。
仕事が終わり、もうすぐ家に帰ってくるそうだ。
私は主人を出迎えようと、外に出た。
どうやら私は、新婚らしい。
玄関を出て家の前の大きな通りで待つ。
しかし、おかしい。
いつも見ている風景と似てると言えば似ている、けれども似ていない。
そっか。
私は引っ越ししたんだった。
いつもなら電話をくれてからすぐに姿が見えるのに、今日は見えない。
主人が歩いてくる道に向かって歩いてみる。
角をまがった瞬間、通りの奥のほうに白と青の綺麗な明かりが見える。
そうか。もうすぐクリスマスなんだ。
ご近所ではクリスマスイルミネーションをしているんだ。
(あれ?クリスマスはまだ数カ月先だったような・・・)
おかしいと思いながら、綺麗な光に引き寄せられるようにそちらのほうに歩いて行った。
と、「あら、奥さん」と呼び止められる。
ご近所のおばさんらしい人だ。
2人でジャージを着ている。
どうやら、夜のウォーキングをしているらしい。
「○○さんのお家はどこだっけ?」
いきなり尋ねられても、私、引っ越してきたばかりだからわからない・・・
そう思っていたのに口からはすらすらと台詞が出ていた
「多分、そちらの奥の道を~」
後は何と言ったか覚えていない。
背後から主人が、こんなところで何をしているの?と声をかけてきたからだ。
「お帰り、遅かったね」
なんて会話をしたような、しなかったような。
なんだか私は、宙を浮いているようだ。
きっと幽霊はこんな感じなのかな?と思いながら家に向かって歩いていた。
「家はこっちだからね」
と主人は角を左に曲がる。
私も曲がろうとしたけれど、体が軽すぎてうまくコントロールが出来ない。
坂を滑り落ちそうな気分だ。
と、背後から大声で主人が叫ぶ。
「そっちからでも、家に帰れるよー。」
ああそうか。
遠回りになるけれど、こっちから帰ることにしよう。
と、のんびり考えていたわけではない。
まっすぐ平坦な道のはずなのに、坂道になっている。
私はものすごい勢いで、滑り落ちている。
このまま直進すれば大通りに出てしまう。
車にひかれてしまう!!!
とっさに、道路脇にある電柱に体当たりして止まろうと考えた。
『痛い!・・・でも体当たりしたんだからしょうがない』
と思うはずだったのに、まったく痛くない。
電柱に体当たりした勢いで、電柱とは逆の路肩に投げ出され、私は止まった。
ふと、前を見ると地面が白い。
ああ、雪が積もっていたんだ。
どおりで滑るはずだ。
夜のはずだったのに、空は薄青い。
雪国のそれだ。
私は、今来た道を戻ろうと後ろを向く。
すると、今までは見えなかった道が見えている。
説明すればこうだ。
私の左手に、滑り落ちてきた道路。
そして正面にはまっすぐの平坦な道。
右手には、田んぼだろうか。
坂を登るのは疲れるので、まっすぐの平坦な道を歩こうとする。
ふと、思った。
『私の家は、どこだろう?』
どうやら、ひきこもりすぎて自宅へ帰る道を忘れてしまったらしい。
平坦な道を歩きかけたとき、頭上から声が聞こえた。
「あなたの家は、こっちよ。」
坂道を登れというのだ。
声の方向に顔を向けると、おびただしい数の人が列をなして歩いている。
登山の格好をした人たちだ。
もしくは、お遍路さんのような格好。
滑り落ちている時には気がつかなかったが、道路の端には階段があるようだ。
登山者、もしくはお遍路さんは、列を作りながら階段を降りている。
「ありがとうございます」
私は、私の家を教えてくれた誰かにお礼を言いながら、坂道を登り始めた。
仕事が終わり、もうすぐ家に帰ってくるそうだ。
私は主人を出迎えようと、外に出た。
どうやら私は、新婚らしい。
玄関を出て家の前の大きな通りで待つ。
しかし、おかしい。
いつも見ている風景と似てると言えば似ている、けれども似ていない。
そっか。
私は引っ越ししたんだった。
いつもなら電話をくれてからすぐに姿が見えるのに、今日は見えない。
主人が歩いてくる道に向かって歩いてみる。
角をまがった瞬間、通りの奥のほうに白と青の綺麗な明かりが見える。
そうか。もうすぐクリスマスなんだ。
ご近所ではクリスマスイルミネーションをしているんだ。
(あれ?クリスマスはまだ数カ月先だったような・・・)
おかしいと思いながら、綺麗な光に引き寄せられるようにそちらのほうに歩いて行った。
と、「あら、奥さん」と呼び止められる。
ご近所のおばさんらしい人だ。
2人でジャージを着ている。
どうやら、夜のウォーキングをしているらしい。
「○○さんのお家はどこだっけ?」
いきなり尋ねられても、私、引っ越してきたばかりだからわからない・・・
そう思っていたのに口からはすらすらと台詞が出ていた
「多分、そちらの奥の道を~」
後は何と言ったか覚えていない。
背後から主人が、こんなところで何をしているの?と声をかけてきたからだ。
「お帰り、遅かったね」
なんて会話をしたような、しなかったような。
なんだか私は、宙を浮いているようだ。
きっと幽霊はこんな感じなのかな?と思いながら家に向かって歩いていた。
「家はこっちだからね」
と主人は角を左に曲がる。
私も曲がろうとしたけれど、体が軽すぎてうまくコントロールが出来ない。
坂を滑り落ちそうな気分だ。
と、背後から大声で主人が叫ぶ。
「そっちからでも、家に帰れるよー。」
ああそうか。
遠回りになるけれど、こっちから帰ることにしよう。
と、のんびり考えていたわけではない。
まっすぐ平坦な道のはずなのに、坂道になっている。
私はものすごい勢いで、滑り落ちている。
このまま直進すれば大通りに出てしまう。
車にひかれてしまう!!!
とっさに、道路脇にある電柱に体当たりして止まろうと考えた。
『痛い!・・・でも体当たりしたんだからしょうがない』
と思うはずだったのに、まったく痛くない。
電柱に体当たりした勢いで、電柱とは逆の路肩に投げ出され、私は止まった。
ふと、前を見ると地面が白い。
ああ、雪が積もっていたんだ。
どおりで滑るはずだ。
夜のはずだったのに、空は薄青い。
雪国のそれだ。
私は、今来た道を戻ろうと後ろを向く。
すると、今までは見えなかった道が見えている。
説明すればこうだ。
私の左手に、滑り落ちてきた道路。
そして正面にはまっすぐの平坦な道。
右手には、田んぼだろうか。
坂を登るのは疲れるので、まっすぐの平坦な道を歩こうとする。
ふと、思った。
『私の家は、どこだろう?』
どうやら、ひきこもりすぎて自宅へ帰る道を忘れてしまったらしい。
平坦な道を歩きかけたとき、頭上から声が聞こえた。
「あなたの家は、こっちよ。」
坂道を登れというのだ。
声の方向に顔を向けると、おびただしい数の人が列をなして歩いている。
登山の格好をした人たちだ。
もしくは、お遍路さんのような格好。
滑り落ちている時には気がつかなかったが、道路の端には階段があるようだ。
登山者、もしくはお遍路さんは、列を作りながら階段を降りている。
「ありがとうございます」
私は、私の家を教えてくれた誰かにお礼を言いながら、坂道を登り始めた。
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