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夢の話。 将来どうなりたいという話ではなく寝ている時に見ている夢。 私の意識がない間にもう一人の自分が作った作り話。
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香川県に引っ越してきた。
私は新聞社の特派員に選ばれたらしい、かっこいい言い方をすると。
本当のところはどうか分からない。
4人だけ選ばれて何か取材をしてこないといけないらしい。
そのために一戸建ての家まであてがわれた。

私は家にいる。
大きく広い家。
あてがわれた家は中古物件のようだ。
築年数が古く歴史的な雰囲気さえ漂う。
小奇麗に使われていたようで悪い気はしない。
家の造りが不思議だということを除いては。

どう表現すればいいのだろう。
私が住んでいた地域では見ることのない間取り。
土地が広く自由に設計が出来るからだろう。
部屋の左右が廊下という部屋もある。
家が広いせいでキッチンが2か所ある。
キッチンというより台所と呼ぶ方がしっくりくるのだが。
部屋数が多くゆとりがあり、ここならのんびり暮らせそうだ。
2階部分もない平屋なので、気持ちも開放的だ。

私が家でくつろいでいるとソファの下にうごめくものが見えた。
小さな猫だ。
子猫というのではない。
本当に小さく、手で握りしめたら潰れそうなほどだ。
私ははじめ、それが猫だと思ったがよく見ると小さなネズミだった。
ひくひくと動く鼻が特徴的だった。

なぜか私はネズミを捕まえなくてはいけない衝動にかられた。
夫に頼み浴室からバケツを持ってきてもらう。
(このとき私には夫がいることをはじめて知った)
バケツで鼠を救うようにして捕まえると、外に捨てにいった。
なぜだか外に捨てなくてはいけない気持ちになったのだ。

逃げないように注意深く玄関に持っていくと、バケツを斜めに傾けて鼠を出してやった。
するとそれは、プラスチックの2センチほどのキイロイトリに変身していた。
リラックマのキャラクターの、キイロイトリだ。
ぜんまい仕掛けで素早く動き回るおもちゃ。
私はぜんまいを止め拾い上げる。

『どこかのデザイナーがキイロイトリを肩に乗せてる』
ということを思い出し、私も真似してみようと思ったからだ。

そんな出来事から数時間たったのか数日たったのか分からない。
私は取材に出かけていた。
市場の写真を撮るためだ。
朝市に出かけるため、私は朝早く家を出たらしい。
朝靄(あさもや)がかかっている。

市場に到着すると早朝にもかかわらずたくさんの人で賑わっている。
大きな敷地の上にはテントがかけられ雨露がしのげるようになっている。
店舗は左右に分かれており、中央の広い通りはあふれんばかりの人。
『こんなに早朝から何を買い求めに来るんだろう?』
疑問に思いながらあたりを見回していると、後方から数名が走って私を追い抜く。
すれ違いざまに何か聞こえた。
「早くしないとホットペッパーがなくなっちゃう!」
ホットペッパー?
ホットペッパーというと割引クーポンがついたフリーペーパだよね?
不思議に思ってあたりを見ると、周囲の人はみんなホットペッパーを持っている。
ある人は通路に座り込みながら、ある人は市場の商品棚をテーブル代わりに、またある人は壁に寄りかかりながら。
目に入るすべての人がホットペッパーを見ている。
見ている、という様子ではない。
凝視している。

歩くのにも人をかき分けなくてはいけない程の人混みの中でホットペッパーを持っていないのは、ただ一人私だけだった。

「これは重要っ!ここもッ!」
そんな声が耳に飛び込んできた。
声の方を見るとものすごい形相でホットペッパーの一部分を次々に切り取り、横で待機している奥さんらしい人がそれを受取っていた。
『何だこの人・・』
変わった人だと思いながら周りを見ると、なんと目に映るすべての人が同じような行動をとっている。
私は恐ろしくなった。
何がこの人たちをそんなにさせるのだろう?

そう思ったのもつかの間、私はこの光景を写真に収めてくることが仕事だということを思い出した。
最近話題の県民性を取り上げている番組だっただろうか?
信じられない光景を取り扱った番組だろうか?
よく覚えていないが話題のスポットを取材するために私は遣わされたんだ。

人込みをかき分けようやくすべてが見渡せる場所にたどり着く。
首から下げた一眼レフのカメラを構えた。
しかしあまりの恐ろしさに私はカメラを手放し、代わりにケータイを取り出した。
そしてケータイのカメラで写真を1枚だけ撮った。
何故私がそんな行動を取ったのだろう。
一眼レフで撮影すると集団で襲われるかもしれない、そんな恐怖がよぎったのだ。

朝もやがかかるグレーの景色。
その中でホットペッパーの赤色がひと際目立っていた。






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